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北海道の宇宙開発 

「まいど1号」の話で思い出したのが、北海道のロケット事業。

いまや国主体の種子島や内之浦などの九州地域ではなく、北海道の民間宇宙開発が熱いと匝は感じている。

なんかずずっと前に書いた“なつのロケット”(12/23)を思い出してワクワクします。

まずは衛星を宇宙へ輸送するためのロケット。
北大の先生が(資金も含めて)奮闘していたところ、植松電機さんが支援してくれることになった。もう実験場やら資材やらなんやらと面倒をみることになった(どうやら研究室自体も事実上の移転か?)植松電機さんとは、鉄くずを吊り上げるマグネットつきのクレーンのマグネットを作っている会社

ここでロケットの試作(一部は打ち上げ済)をしている。ロケットは小型でアクリル(現在はポリエチレン)と液体酸素の固液ハイブリッドロケットでCAMUIロケットと言う。通常の固体ロケットと違い火薬ではないので爆発の危険が少ない。

うーん、プラスチックを燃料にするとはアイデアですな。ちなみに液体酸素を供給するのにポンプなど使わず、液体酸素タンクの上にヘリウムタンクをつなぎ、ヘリウムタンクの弁を開くことで液体酸素を燃焼室へ押し出す方法をとっているようだ。ここは“なつのロケット”の構造に似ている。

ちなみに固体燃料ロケット(アルミ粉末が添加された合成ゴムの燃料と酸化剤として過塩素酸アンモニウム)は構造が簡単だけれど、技と匠の心が必要なほど安定した燃焼がむずかしいらしい。

だけどこのロケットは第一宇宙速度(7.9km/s)で周回軌道にはいるロケットではないようだ。

ただ弾道軌道を描くだけではなぁ。まぁ、小型ロケットということもあって用途が限られるのかな。そういいながらやっているうちに、いずれきっと周回軌道を目指すと思う。

ちなみに“なつのロケット”のロケットはケロシン(いわゆる灯油)と液体酸素を使った液体燃料ロケット。

燃料などの供給は窒素ガスで押し出す方式。なぜケロシンかというと小型ロケットで液体水素を使うと密度が小さいために必要重量を積み込むために巨大なタンクが必要になって、ロケットが大きくなってしまうということらしい。そのためにさらに燃料が必要になるが、液体水素を積み込むとさらにさらにタンクが巨大化し…ということになるので、やや排気速度は落ちるが、密度が大きくタンクが小さくなるのがポイント。灯油はストーブの燃料だけじゃないんですね(ジェット機のジェット燃料だって灯油だし。高級品だけど)。

ま、“なつのロケット”の設計に興味があれば、“なつのロケットは本当に飛ぶか!? ”を参照してくださいな。

ところで北海道にはロケットもあれば当然、人工衛星もある。その会社は“北海道衛星株式会社”。そのままじゃん。

北海道の農業をサポートする衛星“大樹”が本年度中に打ち上げられるそうだ。打ち上げはロシア。
それにしても姿勢制御に使うマイクロ波エンジンってなんだろ?

ん~、何か書いていていっぱいいっぱいになってしまった。この辺で終了しておきます。

もっと知りたい人は↓マイコミジャーナルを読むべし
http://journal.mycom.co.jp/articles/2006/01/10/camui/index.html

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