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「風立ちぬ」、鉄道好きも楽しめそう 

久しぶりの川崎チネチッタ。今回は映画「風立ちぬ」を観にきました。
いろいろ噂であまり期待せずに観たのですが、自分なりに楽しめました。
以下、ネタばれあります。

物語としてはテレビで毎週放映されるアニメの総集編のような感じで、シーンが突然、場所も時代も変わってしまう唐突さがあるのが「わかりにくい」というレビューのひとつでしょう。また大正から戦前にかけての時代背景を知らないと理解できない部分もあります。そういう点では予備知識を持ってから観たほうがいいかもしれません。
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ジブリは「もののけ姫」を最後に観ていなかったのですが、浮揚感と躍動感はさすがです。
関東大震災で上空から東京(だと思う)を写している中でP波とS波が広がるシーンを興味深く観ました。

物語全体としての流れは悪いのですが、シーンごとの話はいいと感じました。
時代考証はだいたいできているようで、航空機だけでなく蒸気機関車も注目です。蒸気機関車などは移動の度にでてくるのですが、時代ごとに変わっているのがわかります。
また軽井沢に行く際の信越本線のアプト式鉄道。小田急で登戸に行くシーン。大正の東京市電と戦前の名古屋市電などもありました。

予告編で再確認すると、
高崎線を上野に向かう汽車は、5600形蒸気機関車(5611)。
たぶん各務ヶ原に向かうシーンの汽車だと思うが、9600形蒸気機関車(79601)。79601は調べると九州で活躍していたらしいけど。
信越本線アプト式10000形電気機関車(たぶん10000)。
その他は本編で再確認したいな。

作品は「零戦を設計した堀越次郎」なんですが、本人の伝記ではありません。あちこちで書かれていますが堀越二郎氏と堀辰雄氏(小説「風立ちぬ」作者)の半生と宮崎駿を足して3で割った感じの作品です。
そして零戦は最後の報でチラッと出るだけで、九試単座戦闘機の開発がメインです(説明はまったくありません)。

ヒロインの菜穂子さんは実在しない素敵な人です。これはもう仕事に熱中する男のための女性ですね。たぶん女性からは理解されないでしょう。
彼女との再会から彼女が去るまで二郎は新しい航空機の設計に没頭するのですが、完成したのが九試。
おそらく九試の完成はふたりの子供という見方もできるかも(なんちゃって)。

九試の技術的な話が多いほうが匝にはもっとよかったんですが、開発といっても出てくるのは要点だけです。宣伝では「零戦を設計した堀越二郎」ですが、実戦に使われた戦闘機ではなく試作機を選んだのが宮崎駿らしい。この戦闘機から欧州の模倣から日本独自の設計になり、性能も格段に飛躍したそうです。

個人的に目を見張ったのは、噂に聞く計算尺。ちらっとしか出なかったのですが、機械設計用のものでなんとなくヘンミ製に思えました。その後も大きな設計室で製図するシーンとか、なんといっても自主技術懇談会のシーンがよかったです。あと航空機の各パーツの動きをみせるとか、スポット的にはまりました。

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