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つくばエクスプレス 

6月16日の昨日、電波観測を行っている流山へPCの交換にいった。

どうも常磐線はイメージが田舎臭い(すまん)ので、秋葉原からつくばエクスプレスで行くことにした。大深度の駅(地下34m)で地下1階の改札までエスカレータを3回くらい下り、改札からさらに2回下ったような。
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つくばエクスプレスは北千住から地上へでて、秋葉原からつくばまでの58.3キロを最高時速130km/hで結ぶ。匝の乗った電車は途中の守屋行き。後発の快速はつくば行き。

守屋行きとつくば行きの電車は車両自体が違って、前者がロングシートのみで直流電車。後者は一部ボックスシート車両が合って交直両用電車。でも見かけはほとんど同じなんだな。
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この違いは守屋駅よりつくば寄りは交流区間であり、匝の乗った車両ではつくば駅まで行くことができない。これは常磐線の取手駅が交直の境の駅と同じこと。

なぜそんなめんどうなことになっているのかというと、鉄道マニアと地磁気マニア(いるのか?)では有名であろう“気象庁地磁気観測所”が石岡市柿岡というところにあって、直流電車のノイズが観測に影響を与えてしまう。そして省令(電気設備に関する技術基準を定める省令第43条)に基づき、柿岡の地磁気観測所より半径30km以内では直流電化の採用ができないのだ。

なんで交流は大丈夫(影響が少ない)で直流がだめかというと、電流が流れると磁界が発生することにある。電車は架線からの電流を車両から線路へ流してしまうシステム。交流だと電流は行ったりきたりするので磁界は打ち消しあうが、直流は流れたところまで磁界が発生する。発生した磁界は地磁気を乱すので観測に影響があるということだ。ちなみに研究所を引っ越すにしてもお金も掛かるし、今までの観測データ(100年近い)との継続性の問題もあるようだ。

同じ理由で地電位(地電流)観測による地震前駆現象の研究が困難になっている(海岸部だと潮汐影響や電離層の影響もある)。

どうしても直流でやるなら架線から線路(地上)へ電流を流さずに、発電所へ戻すための架線を設けるとかするしかない(いろいろと問題はあるらしい)。

そこで匝は全線交流にすればいいじゃないかと考えたわけだが、そうもいかなかったらしい。

1)交流電化にすると車両コストが上がってしまう(車両側で交流を整流して直流モータ(もしくはインバータを使い三相交流モータ)を駆動するか、インバータを使って単相交流→直流→三相交流にして交流モータを回すため)。


2)そして絶縁距離の問題(交流は2万V)から都心部のトンネル断面を大きくする必要があり建設費がかさむ。

以上のため、交直2方式でもトータルで見ればコストが安いということになったそうだ。
そうそう交流架線だと1m程度近づくだけで感電するので注意。

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最後は三郷付近の車窓から。今度、筑波山にでもいくかな。

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