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地震体験考 

地震体験コーナーなどに行くと“?”なことがある。どう考えても地震と揺れ方が違う。

3年位前だったか横浜の震災対策技術展で起震車で知人と地震体験をしたのだが「なんかねぇ」ってお互い話したし、阪神大震災体験者によると「まったく違うっ!」と怒ってたし。

2年前のつくばの防災科学技術研究所で家をも揺らせる実験用起震台を体験したときは、危険ということで中越と阪神の80%くらいで、なおかつ左右の1軸しかない揺れでさえちょっとした恐怖だった。周りのキャーという叫び声を聞きつつ、匝も思わず「おぉっ」と声が出た。
「あぁ、これじゃ家も倒れるわ」って感じ。意外だったのは阪神よりも中越の方が怖かったことかな。これに上下と前後で揺さぶられたら…とほんと、生きた心地はしない。

防災センターとか起震台はもっと気合入れた方がいいと思う。今のままだと地震防災に対する意識に誤りを与えると強く懸念するなぁ。「あぁ、阪神大震災ってこんなもん」って。

とはいえ、技術的に大変ではある。阪神の地震では1秒で1とか2メートルも動いて、すぐに反対側へ戻っていく。大揺れだ。これだけのストロークを確保し、駆動するのは大掛かりになりお金も掛かるだろう。防災科研の起震台は研究用だからいいが、さすがに防災啓蒙のためには予算もむずかしいのかもしれない(さすがに実験後すぐには動作できないようだ)。

でも地震の科学と防災のためには国内にひとつくらいそういう施設があってもいいと思うゾ(あるのかな?)。

そもそも防災関係者とか地震学者とか、どう考えてんだろか。


ちょっと記憶違い。阪神だと変位で30cmくらい動いているが、1~2メートルは大きすぎ。水平方向のストロークで50cmくらいかと。ただ起震台の仕様を調べると水平方向で10cmくらいみたいなので、地震波形を再現するには限界があると思う。

あと、どこの地点の地震波形かも問題。阪神大震災波形で神戸海洋気象台の波形だと、あの地域は倒壊した建物が少なく、もっとも多かった長田地区よりも揺れが小さかった。この辺は建築系の防災関連のサイトなどでも指摘があったっけ。

同じ地震でも少し場所が違うと揺れが違うってこと。関東大震災でも台地の人と下町の人では地震の揺れも被害も違ったみたいだしね。

2007/7/3追記

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