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パパ、お寿司たべたい! 

パパ、お寿司たべたい!―親子で学ぶネタ図鑑
パパ、お寿司たべたい!―親子で学ぶネタ図鑑入江 和夫

文藝春秋 2007-07
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「よしっ、その本を買おう」
新地の会社の社長は大の寿司好き。小田原の会社の社長がおもしろい寿司の本があるというのを聞いて、こうひとこと言った。

今日、小田原へ行って社長から本を預かってきた。帰りがてら読んでみると、これがおもしろい。

まず小学生でもわかるような平易な文章。いくつかの漢字にはふりがなをつけ、漢字自体ある程度に抑えている。そして各ページごとのお寿司の写真。簡単に言えばお寿司の図鑑だ。

本の構成は、お寿司の歴史、「旬」について、ネタの説明、寿司の小物(醤油やわさびなど)の解説。ネタの説明は四季ごとの旬なネタが写真入りで“どんな魚か”“味わい”“たべかた”と説明されている。季節の合間には“課題研究”と称したコラムが載っている。

この寿司の写真は食欲をそそります。そもそもみたことのないようなネタの載せ方があるのは匝の経験がまだまだということか。文中にたまでてくる「おいしい寿司屋さん」という表現に何となく疎外感を感じます。

カワハギの説明には「わすれてならないのは、ねっとりとした甘さの肝。写真のにぎりは肝をのせてノリ帯でとめたゴウカ版だよ。」って、寿司屋でカワハギなんて見たことない。写真にいたってはステーキのバターよろしく、シャリの上のカワハギに四角い肝がのっかってます。うむむ。

それから説明の中でも“アオヤギ”というネタは、本名が“バカガイ”というのを知ってショック。バカガイは俗称だと思ってました。バカガイのむき身を“アオヤギ”といい貝柱を“小柱”というのだそうな。

締めは「自然との共生」。乱獲によって魚が減ってしまった。食文化を伝えるためにもそのことについて考えよう、と締めくくられている。匝も同感です。あまり寿司は好きではないけれど(酢飯が苦手)、おいしい魚はいつまでも食べたいですから。

そうそう、ネタの説明の終わりにある魚の絵は貼り絵なんですが、これもいい雰囲気です。
大人でも十分に楽しめる一冊でした。匝も買おう。

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コメント

釣をすると言うことは
おのずと魚を知るわけで
魚の生態を知らずに保護は語れない
釣氏の獲る分なんてたかが知れてるからね

現在一番悪いのは漁師
取れるだけとってしまう

あの三宅島が
数年間漁をしなかっただけで
凄い漁場に成ったことを知ってますか?

東京湾の市場の直売場見てみなさい
10センチ位のカワハギ平気で
売ってるんだから・・・
これだけ漁業規制の甘い国は
先進国では日本だけの気がするよ!
気になったら調べてみてね!!
日本人は性格上自主規制は無理!!!

それにしても
仕事で八方ふさがり
あなたがうらやましいよ~

お仕事、おつかれさま。
来月から小田原の会社の決算がはじまりますから、私も忙しくなりますよ。

三宅島は噴火による全島避難の結果、魚の豊かな島になったのを知っています。
もっとも全島避難といっても工事関係者などは滞在していたので、その関係者の楽しみの一つである釣りは行われていたようです。きっと、いい釣果だったのでは。

豊かになったといえば水俣。水俣公害で水銀の除去(浚渫)や埋め立て、汚染海域の魚の処分など40年以上にわたり漁業ができなかった海域もこうした人間による後始末のほか自然による再生によってかなり豊かになったと聞いたことありますね。

自然には人間が原因の環境破壊(乱獲も含め)は、その後何も手を出さなくても自然がまるごと飲みこんでしまうというすごいところがあるんだなと思います。

チェルノブイリ周辺の立ち入り禁止区域でも、森が人間がいた時代より豊かになっているという話を読んだことがあります(怪しい植物が生まれているとのウワサもあるようだが)。
それだけ自然の包容力(ただしこれも人間の身勝手な考え?)はすごいんだなって思いますね。

欧州のクロマグロの乱獲はひどい。これはまたの機会に書くとして、日本にはすぐれた養殖技術(&養殖意欲)がありますよね。ヒラメやフグは山でもとれる時代になり、マグロの技術的な完全養殖もあと一歩。商業的に採算が合うのも時間の問題かと思います。
そういうところが日本のすごいトコなんだと感じますね。

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