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耐熱セラミック接着剤 

小田原へ行った時、社長が高温でも耐えられる接着剤を購入したという話があった。

SAUEREISEN(ソウレンセン)というアメリカの会社の接着剤。耐熱セラミック系接着剤で、2000°F(華氏/約1093℃)の高温でも耐えられるという。
※ちなみに華氏と摂氏の換算式:摂氏=(華氏-32)×5/9

それも金属だけでなく、樹脂や木、陶器などもOKなのだそうだ。

状況はよくわからないのだが、おそらく異金属を組み合わせる際に溶接ができない素材だったのだと思う。そこで接着という手を思いついたのだろう。ちなみに300℃を超えるような高温下では耐熱のエポキシ系接着剤では炭化してしまいます。しかしセラミック系って、たぶん陶器などの上薬やセメントのようなものに近いのかなぁ。

何気なく「高熱下で金属の線膨張で剥がれないんですかね?」と聞くと、社長無言。
そっと顔を背け、何事もなかったかのように自分の席に戻っていった。

加工品の材質を聞かなかったけれどステンレスとして室温より500℃高いの雰囲気で使用するとして、熱線膨張率(SUS304)は約17x10-6/℃(1℃変化すると長さが0.000017の比率で変化する)なので、長さ30cmの板が30.255cmとなる。これが冷めたり加熱したりで繰り返すので、はてさて接着剤が耐えられるだろうか。

調べてみるとセラミック系接着剤も接着するモノ、たとえば金属の膨張係数に合わせたものもあるらしい。鐘通株式会社の取り扱う“Resbond”のページには接着剤の膨張率表があって親切。別に宣伝ではないが、資料を公開する姿勢は大切だよね。

しかし国産のものがないのって、アメリカでは宇宙や軍事で需要があるからだろうか…

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コメント

技術的に作れても
米国以外では作ってはいけない物って
結構有るらしいですよ!
政治の世界の話なので
庶民には分からない取引が
なされているのでしょう!
特に軍需に対するものは・・・

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