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日本海側の地震空白域 

前に日本海側で地震空白域があると書いた。

地震空白域での予測とは、簡単に言えばプレート境界型の地震は少しずつズレながら発生すると仮定し、既に発生したところを消しこんでいくと次はこの辺でズレ(地震発生)が生じると予測する手法。

北海道の太平洋側や三陸沖などのプレート境界での地震予測に役に立っている。そして最大の関心事である地震空白域こと静岡県沖の想定東海地震域だ。

さて、ここであえて日本海側に目を向けたい。日本海中部地震や北海道南西沖地震以降の観測で日本海にもプレート境界があることがわかってきた。そして過去の大きな地震の場所を消していくと秋田県沖に大きな地震の空白域があることがわかる。まさに消去法で考えれば、次に日本海で起きる地震はこのあたりの確率が高いと想像できるわけだ。

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もっともじゃ、他の場所は大丈夫なのかと言われればどうだかわからない。ただ可能性としてはこの場所が高いといえるんじゃないかなと。北も南も崩れてしまい、よりこのあたりの歪みが大きくなっている。

ちなみに日本海中部地震北側は、既に北海道南西沖地震として崩れているとも考えられる。すると未だに大きな地震のない南側はより確率が高いとも想像できる。

ただ空白域による予測には欠点があって、全部埋まってしまうと次は分からなくなってしまう。そして時間的なものはさっぱりわからない。

時間的なものは、もうひとつの空白域として日頃の地震活動が静穏になることから推定することもできる。つまり10年くらい微小地震が減っているとか。地殻の変動や火山活動もひとつの指標になるかもしれない。ただ決定的なことはいえないのだ。残念だが。

それでも日本海側の地震は前にも書いたが津波の被害が大きい。いろいろと個人から地域、自治体まで対策を怠らないようにしていただきたい。「この辺は地震が少ないから」というような考えで防災を怠った結果が阪神大震災であったことを思い出す(京都だって大きな地震の巣)。

ところで境界の線はまっすぐ中越へと向かっているが、プレート境界は秋田沖から佐渡の西側をまわる説もあって本当のところ匝には分からない。新潟地震と絡めれば、このような線が引けるかな。


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