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周期的な地震を考える その2 

釜石沖に幽霊が出る…それも毎回よく似た地震である…

同じ地域で周期的に発生する地震を“固有地震”というそうです。
その中でも、地震波形もよく似ている地震は“相似地震”というそうです。

周期的に発生する前回と同じような地震波形の相似地震は、震源も似たような場所にあり、地震発生の条件も毎回よく似ているという特徴があるようです。

日本で有名な相似地震は、岩手県釜石沖で約5年毎に起きるM4.8前後の地震です。くわしくは東北大学のレポート“プレート境界におけるアスペリティと地震予知”を参照されるとよいと思います。この地震は釜石付近をうろうろしている地震のようで、マップ化するとあっちへいったりこっちへきたりしているようです。

iwate3.jpg


この地震は東北大学のレポート“東北地方太平洋下のプレート境界におけるアスペリティ”によれば、平均5.35年±0.53年の周期でM4.8±0.1の規模、深さ35~60kmでの地震が繰り返される地震で、前回は2001年11月13日に発生しました。すると次回は2007年3月±6ヶ月に起きると予測できますね。ここまで繰り返すことがわかっていても、決定的な日時は予測できませんから、あくまで確率的な予測が限度なのが実情です。直前になんらかの(井戸水位とか電磁波とか)わかりやすい前駆現象でもあれば予知に役に立つのですが、決定打がない…

kama.jpg


既に予測期間に入っていますが、まだ昨年中には起きていないようです。過去に被害の出た地震ではありませんので、気軽に注目していきたいと考えています。

電磁波観測も同時にしたらいいのでしょうが、行っても地震の規模が少し小さくわかりやすい前駆現象は期待できないかもしれませんね(もっとも個人では観測機が十分に用意できないしなぁ)。

今回の地震データと処理は“eqlist42”を利用し、マップ化は“Kenmap8eq”を利用しました。

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