FC2ブログ

導光板(バックライト) 

先月、取引先から面発光のバックライトを借りてきた。ちょろっと仕事上で原理や価格を知りたかったためだ。仕事上の内容は書けませんが、原理をちょろっと忘れないために書いておきます。

1210b.jpg          1210c.jpg 明るさ最大!
面発光のバックライトは、光源を冷陰極管もしくはLEDを使っています。借りてきたものはLEDタイプです。

1210e.jpg
バックライトは表面から、拡散板(乳半)、透明アクリル板、反射板(シート)の順に重なっていて、透明アクリル板の反射板側には白い丸がたくさん印刷されています。

透明アクリル板の端に光源を置き、アクリル内部に光を照射します。光はアクリル内部で反射を繰り返します。透明アクリル板だけでは中が丸見えになるだけですから、上に拡散板で覆うことで面全体で光らせることができるようになりますが、このままでは光源側が明るく、光源から遠いところは薄暗い状態となるようです。

1210f.jpg
ここで透明アクリル板の裏に印刷された白い丸が役に立ちます。光源から遠いところは大きな白丸を、光源側は小さい白丸を印刷しておくと、光源側と光源より遠いところとで同じような明るさに調整することができるようです。このへんはノウハウなのかもしれません。この透明アクリル板を導光板といいます。
1210d.jpg

ちなみに白丸を印刷する方式は安価にできそうです。この他に板に機械加工で溝を彫って拡散させたり、あらかじめ金型を起こして成形する方法などがあるとのこと。このあたりは製作数やコストとの兼ね合いらしい。

詳しくは“wikipediaバックライト”を参考に。

社長は「おぉ、これだけ明るいのは見たことないなぁ」との感想。たしかに明るさ最大では直視できない。担当者へ伝えておこう。
ちなみにばらした写真は取引先で撮影したもの。「匝さんは、絶対にばらすでしょう?今ここで見せてあげるからサンプルはばらさないでね」と釘を刺されました。よくわかってらっしゃる。もっとも中は全然秘密ではないそうですが。

面発光のバックライトは日本の中小企業が初めて作ったものだそうで、光源の冷陰極管は世界でも日本が主導権を握っている産業だそうだ。我が社もがんばっていこう!

※写真を見て照明に使おうと考えた方。それは無理です。まわりを明るく照らすだけの照度はありません。いいところ読書灯とか手元灯くらいでしょうか。

スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://eniguma.blog85.fc2.com/tb.php/588-0c25e0c9