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阪神大震災と予知連の地域指定 

今日は兵庫県南部地震、災害名でいう阪神淡路大震災から12年の日だ。

当日朝、テレビをつけると臨時ニュースが神戸の空撮を映していた。
何本もの煙が立ち昇っているのが今もって印象的で、事の重大さがわかるのは数日の時間が必要だった。当地からの情報は地震の影響でほとんどなかったように思う。結局は外部の人間が被災地に入って状況がわかってきたように記憶している。

ところで地震予知を考えると、既に神戸は想定地域であった。1969年に地震予知連絡会が発足した。予知連は1970年に地震が起こる可能性の高い地域を指定(地域指定)し、1978年に一部改定を行った。これは地域指定された地域を重点に観測するという意味のようだが、要警戒地域ととることもできる。そして阪神地域は最初から“特定観測地域”として地域指定されていた。防災白書にも毎年掲載されていたそうだ。

予知連の地域指定地図
http://cais.gsi.go.jp/YOCHIREN/JIS/chizu.gif


南関東と東海は地域指定でも“観測強化地域”となっていて地震対策や啓蒙活動も行われ、東海については東海地震の予知を目指す観測体制が整えられていた。

匝も小さい時に関東大震災再来とか富士山噴火とかをよく耳にし、だったら地震のない関西にでも行こうなどと言っていた覚えがある。が、そんな当時から関西も地震が想定されていようとは知らなかった。

当時の多くの人もまさか関西で大地震が起きるとは思っていなかったろう。これは国や自治体などの啓蒙活動と地震対策がされていなかったということは間違いない。少なくとも予知連が地域指定しいたにも関わらず。せっかくの情報が活かされなかった、残念なことです。

ところで地域指定の選定基準は予知連によると
1)過去に大地震があって、最近大地震が起きていない地域
2)活構造地域
3)最近地殻活動の活発な地域
4)社会的に重要な地域
です。指定地域は1978年以降改定されていないようです。


さて地域指定地図と最近の実際の被害地震を見比べてみる。

気象庁:日本付近で発生した主な被害地震(平成8年~18年)
http://www.seisvol.kishou.go.jp/eq/higai/higai1996-new.html


大きな地震をどれくらいにするかだが、気象庁が命名(赤文字)した地震に限れば十勝沖地震以外はそれなりに想定地域内で発生している。このページにはないが兵庫県南部地震(阪神淡路大震災)も指定内だし、中越も範囲内だろう。

十勝沖は沖合いのため観測地域にできなかったのではと匝は考える。同様に津波被害が想定される三陸沖も地域指定されていない。

こうみると日頃より防災意識を持つにしても、自分の地域が指定されている場合は特に防災意識は持っているべきなのだろう。


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