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科学的雨乞い 

佐世保市が2回、人工降雨実験を行ったものの失敗したという。失敗というよりも気象条件が不利だったのだろう。

この冬、既に佐世保市は少雨のため貯水率が下がっていて水道局が節水を呼びかけているのだそうだ。神奈川県も夏よりも冬の方が貯水率が低い傾向があったけれど、宮ヶ瀬ダムができて以降はどうなんだろう。

人工降雨は空にある程度の雲もしくは水分がないと雨を降らすことができない。なのでピーカン(死語?)な日はいくらドライアイスを撒いても大気中に水分がなければダメなんですね。なので渇水対策としてはなかなか厳しい。降りそうで降らないものを降らすことはできるんですけどね。東京都の小河内ダムには人工降雨のための施設があって渇水時には動かすのだそうだが、なかなかむずかしいようだ。ここではヨウ化銀をのろしのように空へ放って降雨させる方法だったかな。

ロシアや中国などは渇水よりもイベントが雨にならないように、雨雲がイベント地に近づくとその前に戦闘機などでヨウ化銀を撒いて雨を降らせてしまう。旧ソ連の革命記念日が雨になることは党が許さない(笑、失敗したらシベリア送り?)。ま、こちらは降りそうな雨雲を刺激して雨を降らせるので成功率は高そう。でも人間のエゴで自然を変えてしまうんですなぁ。

フランスも降りそうな雨雲を蹴散らすという意味で、雹が降ってブドウ畑がダメにならないように地域ごとに雹害防止ロケット弾というのを打ち上げる。全長84.9cm、直径6.4cm。燃料は黒色火薬で雲中で爆発し、ヨウ化銀を散乱させるもの。少なくとも「自分の畑では雹を降らせない」というものなのだ。雹を降らせられた村と喧嘩にならないのだろうか?
そういう代物なので大量生産もされているらしく、価格もお安そうだ。日本でもロケット誘雷のロケットとして使われている。

雨雲がなければ雨を降らせない…、ない袖は振れないということか。

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