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単位あれこれ 

会社で油圧関連のことを調べることが多くなった。そこでぶち当たるのが“単位”なのだ。

大体、義務教育で習った圧力は“kgf/cm2”とか“kg重/cm2”とかだったですよ。それが数年前の国際標準化(SI単位系)で圧力は“Pa(パスカル)”に、力は“N(ニュートン)”などへ変わった。

天気予報の気圧の説明が“mbar(ミリバール)”から“hPa(ヘクトパスカル)”に変わったのが一番身近かな。

匝はトルクに恨みがあって、kg・cmをNmに換算するのに、1kg=約10Nと記憶していたのでそのまま10倍したら恥じをかいたぞ。
よくみればkg・cmとN・mと、長さの部分が1/100になるので10倍して100で割る…結果的に1/10にするのだったぁ…。って、自分がダメなんじゃん…orz

ま、お肉屋さんで「豚コマ1000ニュートンくださーい」とかいう時代にならなくてよかった。お肉などの一般にいうところの重さは“質量”であって、質量の単位は“Kg”とか“g”なのだ。ちなみに“重さ”は地球の重力による力の単位とされているので“N”になる。あぁ、ややこしい。

国際単位に統一する過程でも特例があって、たとえば血圧計は今も“mmHg”だ。日本語では“水銀柱ミリメートル”という。本当ならPaになっているはずなのだが、読み間違いなどあると生命の危険があるためなのか特例として残っている。将来はPaに移行される予定だが時期は未定。

「今日は上の血圧が125(mmHg)だ」っていうのが「上の血圧が16666(Pa)だ」って変わるのは血圧が高くなったようで嫌だな。悩ましいのは気圧と同じようにhPaで桁を合わせても数値が一致できないこと。「今日は166(hPa)だった」っていわれても単位がはっきりしないとわからないよなぁ。ますます混乱だ。

さて、前振りが長くなったけれど油圧ででてきた単位について。そもそも圧力なんか馴染みがないし、 当然国際単位のPaとかNとかが使われていると思ったのだが…
psiってなんですか?
そういえば愛車ラビィ号のMV2のタイヤにも記載(推奨空気圧)があったことを思い出す。

調べてみると“pound square inch”の略でより正しくは“pound-force per square inch”、日本語だと“重量ポンド毎平方インチ”のこと。つまり1平方インチあたり何ポンドの力がかかっているか、ということだ。しかし何でヤードポンド法なのだ?油圧業界はアメリカが牛耳っているということか?
ちなみにpsiのほかにlbf/in2というのもあるのだが意味は同じ。“lb”がポンドの単位で“f”はkgfのfと同じく力の意味だ。

さらに流量でも見たことのない単位が…。国際単位だと“m3/s”という1秒間に何立方メートル流れたか、という表現。ま、時間は分でもいいし、容積はメートル法なら立方センチでもよい。しかし…
SCFMってなんですか?
なにやら4文字もあります。これも調べると“Standard Cubic Feet per Minute”の略。日本語にすると“立方標準フィート毎分”ってところか。なんでStandardがあるのかと思ったらフィートって複数の長さがあるようで、統一したフィートとして国際フィートを基準にしているのだそうだ。だから標準フィートではなく国際フィートの訳が正しいかな。

しかし何のための国際単位なのだろう…。
ちなみに国際単位はSI単位ともいわれる。英語表現では…
The International System of Units
なので“IS単位”とかになるはず。しかし本当はフランス語由来で
Le Système International d'Unités
の略なのだ。もしやこの辺にもアメリカの頑なな姿勢の原因があるんだろうか…。って、単に慣れ親しんだ単位を捨てたくなかったんだな。それでもアメリカのご機嫌を損ねると経済制裁ですからねぇ。



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