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トイレ考 

以下は、新地の会社の顧問宛のメールをブログ用に改めたものだ。

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さて金隠し(かねかくしではない)の由来ですが、ふたつありいずれかは定かではないようです。
1)金(睾丸)を隠す
2)衣を隠し
wikipedia“金隠し”では前者を語源としています。

さて、ここで考察してみます。現代において和式トイレは…
1)日本のトイレは扉を入り、そのまま前方を向きながら用を足すタイプ
2)公衆トイレのように扉を入り横に向きようを足すタイプ
のふたつがあります。

しかし中国では扉(扉自体はない場合も多い)を入り、回れ右して扉の方を向きながら用を足します(但し公衆トイレは日本の2と同じように横向きもある)。つまりトイレに並ぶ人と顔を合わせながら用を足す形式なわけです。

ここで日本も武士の時代を考えると、現代の和式のような使い方だと背後から斬り付けられる可能性があります。そこで中国のように入口に向かって用を足していたことも考えられないでしょうか。

ただ平穏な時代になると、用を足している姿が丸見えということに恥じらいなど生じたと推測すると金隠しの普及も理解しやすいのではないでしょうか。

トイレの歴史をみてみると、古く高貴な方々は専用の桶を使用していたようです。日本の平安貴族もヨーロッパの女性達も着物やスカートの中に桶を入れて用を足していたとのこと。ただこれは自分の家だけの話で、出先ではそこらで用を足していたようです。

特にヨーロッパの貴族女性のスカートが大きく開いていたのは用を足す姿を隠すため。「花を摘みに」という隠語は、庭先でしゃがんで花をつんでいると見せかけて用を足すという意味です。

その結果、ヨーロッパでは街も庭も川も汚物だらけと不衛生になり、コレラやらペストやらが大流行することになりました。まったく公衆衛生がなってませんね。

アジア各地で疫病の大流行が少なかったのは、汚物の農業や漁業、養豚への利用があったからではないかと推察します。実際はどうなのでしょうね。

さて次に和式と洋式の違いを考えていきます。

和式はしゃがむ形式、洋式は座る形式です。洋式はおそらく桶の発達形ではないでしょうか。移動生活をする民族だと、和式のボットン形式のトイレは穴を掘る手間もあるので桶にした。日本など農業の発達した民族だと定住し、便も肥料とするために大きな穴の方が都合がよく、もともと川に板を渡した足場で用を足していたのでしゃがむ形式のままだった、のではないかと思うのですがいかがでしょう。

ちなみに洋式は腰掛形式ですが、ロシアの公衆便所というか自宅以外のトイレは便座がない場合が多く、あったとしても汚れているために洋式の便座部分に足を掛け、しゃがんでしているそうです。洋式でもしゃがんで使うというのもひとつのポイントかもしれません。

ところで今までは大便器のお話でしたが、小便器についてもなかなか興味深いものがあります。特に女性用小便器サニスタンドについては話題の振りように困るくらいです。長くなりますので割愛します。

また海外のホテルでよくトイレに入るとビデがありますが、あれも説明に悩みますね。もっとも“用を足す”ものではなく、洗浄装置ですからトイレというよりも風呂・シャワーの類ですから、今回の話題と違うので省略。

でも「ビデってなんですか?」と聞かれるとちょっと困ります。使い方を教えろといわれてもどうしていいかわかりません。特に女性の方は匝に聞かないでいただきたい。赤面です。

それでも南欧では男女ともにビデを使っていますし、ちょっとした洗濯やスイカを冷やす(?)などの使い方もあるようです。


トイレというのは落ち着いたひとり空間で以上、考えにふけっていました。

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