FC2ブログ

緊急地震速報のはじめての発表 

28日未明、はじめて緊急地震速報が発表された。
昨年10月以来これまで1回も発表がなかったというのは、震度5弱と予想される地震は、そうそう発生しないということだろう。また大きな地震活動が落ち着いているともいえる。

今回の地震速報は残念ながら予想震度よりも実際に震度は小さく、予測業務としてはここが限界だった。ただ大きな被害は何事も発生しなかったという意味では幸いであった。ま、こういうところが地震防災の気を使うところ。

もともとシステム上の限界は気象庁からも度々告知されているが、一般にはいまひとつわかっていないのだろう。開始当初は地震予知と勘違いしている人も多かったし、多分、今も状況は変わっていないと思う。

今回はその限界のところで発生した地震だった。
1)地震計で計測されたデータを気象庁へ送って計算、過去の地震も参考にコンピュータによって直ちに速報値が発表される。しかし今回は海域であり観測する地震計が島にあるため地震計が計測した時は、既に島内は揺れていた。

2)地震の震源を特定するためにはできるだけたくさんの地震計が必要。特に震央を取り囲むようにあるとより正確な判断ができる。今回は残念ながら列島で震央を取り囲んでいないため正確性が発揮されなかった。

なかなかむずかしいところで、宮古島では地震計の観測からすぐに主要動が到達している。
石垣島では緊急地震速報から10~15秒経過後に主要動が到達しているので、宮古島以外では及第点ではないかと思う。宮古島は残念だが震央に近すぎて今回の震源域だと間に合わない。


気象庁:本日、緊急地震速報(警報)を初めて発表しました
http://www.jma.go.jp/jma/press/0804/28a/200804280500.html

スポンサーサイト



コメント

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://eniguma.blog85.fc2.com/tb.php/810-5dfb745e