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四川大地震とボディバッグ 

2007年1月23日のブログ“ボディ・バッグに生と死を見る”に書いたけれど、震災後の遺体の処理については、亡くなった方の尊厳や感染症の予防のためにもボディバッグが必要だと四川大地震の報道をみていて思うところだ。

もともとA先生からボディバッグの必要性を説かれて、匝は生きるためにどうするか考える方が優先するんじゃないかと話してみると、A先生が
「みんなが生きるために必要なのよ」
と、改めてボディバッグが感染症予防にいかに役に立つか、繁華街や駅などに設置すべきだと話された。

既に四川大地震発生から1週間になろうとしている。想像を超える死者数から遺体の腐敗は進み、埋葬処理は進んでいないようだ。遺体の体液などが川へ流れ込めば飲料水が汚染されると警戒されている。今思えば、先生のいわんとするところがよくわかる。

遺体の処理はスマトラ沖地震でも間に合わず、写真を撮ったりタグをつけたりして埋葬した。
日本では関東大震災での本所被服廠跡の約4万5千人の遺体処理に苦労した。関東大震災による死者約10万人のうち被服廠跡だけで4割となる。データというのは全体だけでなく読み解く必要があることがわかる。被服廠跡でなぜというのは後日にしよう。
明治の三陸大津波の時も生き残った人だけでは精神的な問題もあって処理できなかったようだ。
ま、それだけ震災後の遺体処理は生き残った人にとっても感染症予防など大切なことだし、大変な作業なのだ。

ボディバッグは遺体を入れるだけでなく、けが人を収容し色のついたラベルを貼ることで救急搬送の優先順位を示すこともできる。実際に現場ではいろんな活用方法があるのだろうが、匝は勉強不足だ。

ところで四川大地震では建物の倒壊による災害のみで、火災がほとんどなかったようだ。木造建築が少ないことが要因だろうか?


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