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中国の衛星とデブリ 

そうそう、デブリの話をしたっけと思い出す記事。
一昨日、高氏と前に飲んで知り合った関西弁の彼女と彼氏の4人で再度飲んだ。
その時“プラネテス”の話題がでたんだよね。“プラネテス”とは未来のデブリ回収をネタにしたマンガとアニメのこと。



中国の衛星破片、軌道にびっしり…人工衛星などに脅威
2月1日13時45分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070201-00000006-yom-soci

中国の弾道ミサイルによる衛星破壊実験で発生した約10センチ以上の破片(デブリ)が地球の上空を大量に取り巻き、国際宇宙ステーション(ISS)や人工衛星が危険な状態にさらされていることが米民間分析機関によるコンピューター画像の分析で明らかになった。

雲のような無数のデブリが北極から南極の上空を通る軌道をびっしりと埋めており、赤道に対して約50度傾いて地球を回るISSが、南半球の上空でデブリ帯を通過することがわかった。計算に基づく具体的な衝突の危険性が示されたのは初めてで、分析を担当した科学者は「脅威である」との見方を示している。

分析したのは世界の宇宙機関や軍事専門家らに衛星解析データを提供する「CSSI」のトーマス・ケルソ博士。北米航空宇宙防衛司令部が正確に把握した大きさ10センチ以上と見られる517個のデブリの軌道データなどをもとに、日本時間先月12日の破壊から14時間の動きを追跡した。


“プラネテス”の設定はたしか2075年。宇宙開発を推めた結果、寿命の尽きた衛星やロケットのタンクなどのスペースデブリがやがて宇宙開発自体の妨げとなった。そのためデブリを回収する仕事ができる。

この中国の実験結果の副産物であるデブリの記事をみて、あぁ本当にそんな時代になるのかと実感する。“プラネタス”の一番最初は高高度旅客機がデブリ(1本のネジ)に当たって死傷者をだす事故からはじまる。原作では宇宙戦争でデブリが大量に発生し、衛星軌道のいくつかがデブリで使えなくなる話もあった。これはデブリが衛星や大きなデブリと衝突すると二次デブリが次々に発生し、ついには地球を覆い人類が地球に閉じ込められるケスラー・シンドロームの危機が描かれる。

中国が敵国の衛星をミサイルで破壊する技術を開発することは軍事的な意味があったことは間違いない。不要となった衛星を処分する技術開発としては落下させればよいので意味がないことだし、宇宙のゴミを積極的に増やす必要はないだろう。デブリのことを知らなかったとしたら、これほどお粗末なことはないと思う。

拾いモノ:中国のデブリのシミュレーションを見ることができます。
The Center for Space Standards & Innovation (CSSI)
http://www.centerforspace.com/asat/



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