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天文台ポタ その2 

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国立天文台のキャンパスは都会の中にあるとは思えない、静かで自然たっぷりの場所でした。

前編はこちら

鬱蒼とした木立の並ぶ林は武蔵野の面影。ショワショワと蝉が鳴いている中で、カナカナも鳴いていた。もう夏もおわりなのかな?かな。カナカナは夏を終わらせるんですよね(^^)
その前にナタ女がでてこないだろうか…ドキドキ
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木立の奥には太陽分光写真儀室ことアインシュタイン塔。建物全体が望遠鏡の鏡筒筺体の役割を果たしている。太陽観測(黒点磁場やフレアなど)のための施設だそうですが、別名の「アインシュタイン塔」というのはドイツのポツダム天体物理観測所の「アインシュタイン塔」と同施設なことに由来します。ポツダムの施設では、アインシュタインの一般相対性理論を検証するために太陽観測をしたことが名前の由来です。

しかし蚊がブンブン飛んでいて、匝も襲われる。やつらはなんで耳元を飛ぶかな?
前を歩いていたおばちゃん達があることを発見した!
「ここ(イス)に虫よけスプレーが守衛所にありますだって。守衛所で教えてくれないとねぇ」
まったく同感です。帰りに守衛所に寄ったら、たしかにありました。
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大赤道儀室に移動。いまでは天文台歴史館になっているが、ここには口径65cmの大きな屈折望遠鏡が設置されている。もはや人間の手で動かせる代物ではないため電動だ。
床は木造で、望遠鏡で観測する人のために望遠鏡を覗きやすいように床が上下するしかけ。あまり多くの人が乗ると危険らしい。
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展示室に移るとあちこち興味深いものがたくさん。電波望遠鏡のパラボラアンテナの上を歩くための“忍者靴”やALMA計画の観測地、標高5000mのアンデスの上の空気の入ったペットボトル。気圧の違いでつぶれてしまっている。またゆっくりと見学しよう。
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さらに奥に進むとMIRA(光赤外干渉計)などの建物や子午環の建屋などがあった。なかなか興味深い。
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ところで最初に寄ったのは第一赤道儀室(右写真)。ここでは8日まで太陽観測を公開しているとのこと。最初に寄ったら雲があって太陽が見えなかったので、帰りがけにもう一度寄った。1回目はお兄さんだけだったが、2回目はお姉さんと二人で案内してもらった。
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望遠鏡は赤道儀で常に太陽を追っているのだが、動力はおもりだ。写真にある架台中央のハンドルを時計回しすると架台の中にあるおもりが上にあがってくる。つまりおもりが重力で下がる力を利用している。
「鳩時計と同じですね?」と匝。
「鳩時計って何ですか?」とお兄さん。
ん~、鳩時計ももうなくなったかぁ。
ハンドル左側にはクルクルまわるものがあってこれを“ガバナー”という。日本語では“調速器”。
「どうぞ、回していいですよ」
「えー、いいんですか!」もちろん眼鏡のフレームなみに細い目でも輝いたに違いない。
ハンドルを回しておもりをあげていく。これから数時間、匝の運動エネルギーを元にして望遠鏡が太陽を追うことでありましょう。

さらに太陽観測も見学。といっても屈折望遠鏡からの太陽の映像を投影板に映す間接法。
「黒点がみえませんね」そういうと…
「あぁ、残念なのですが黒点は11年周期に増減していて、今は極小期であまりないんですよ」
なんとも残念な話である。
「かわりにこのへんに何かみえませんか?」
みえませんねぇ。すると手にもった白い紙をお姉さんが振る。
「紙を振っても揺れないもやっとしたものなんですけど」
むむむむ、であります。
「粒状班っていうんですけどね」
「あぁ、お味噌汁の模様ですね」と匝。
そうです、そうですと笑いながら二人がいった。ウケタであろうが、見えないんだよなぁ。
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そうこうしているうちに投影板に映る太陽が丸くなくなってきた。お姉さん曰く「ドームを動かさなきゃ」。
「せっかくですから、お客さんに動かしていただいたら?」ナイスな提案ありがとうございます<お兄さん。もう、変な人だと思われても仕方ない。
大きなハンドルが壁にあって回してみると意外と重い。ギアを使っているが全体を動かすのはドームを一周しているであろうワイヤーである。作動原理をひとりで考えてしまった。二人はキョトンとしてましたが…。
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天文台見学も終わり、自転車で野川公園へ。武蔵野の面影はあるもののさすがに公園だけあって、国立天文台と違い整備は行き届いている。蚊もいないしね。野川公園でお食事タイム。空にはブンブンと蚊ではなくセスナが飛来します。すぐそこは調布飛行場です。
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野川公園には大きな広場もあります。ちょっと離れたところにある武蔵野の森公園には池もありました。もう公園めぐりですね。
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ちょっと思い出しましたが、天文台から野川公園へ向かう東八道路で変わった建物がありました。なんでしょう?
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武蔵野の森公園からは調布飛行場を一望できます。管制塔近くにはドルニエが駐機していて、伊豆諸島各地への足となっていることでありましょう。すると後方より重低音聞かせたプロペラ機の音がします。みると旋回しながら滑走路へ進入するようです。
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わお!目の前で着陸。滑走路の中ほどで轟音(プロペラでも逆噴射というのかな?)をたてながら減速。いつの間にか目の前に小学1年生くらいの男の子がいて、振り返り輝いた目で匝をみる。もちろん匝の目も輝いていたに違いない。見知らぬ二人の世代を超えたアイ・コンタクト。ぜったい匝がお子様なら手で飛行機つくりながら駈け出したであろう(遠い目)。
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イメージはこんな感じだけれど、絵はパクリ…(^^;;

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しかしこの場所は陽射しを遮るものがないので退散することにした。北風さんも負けるわけだわ。多摩川に出るのに迷子になる。ふう。
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河川敷のサイクリングロードも日陰なし、照り返しも厳しくって汗だくの上、暑さ倍増。心なしかサイクリングしている人は少ない気もする。遠目に涼しげにウインドサーフィンする人が…川にいた!
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暑さは絶頂であって熱中症にならないよう“二ヶ領せせらぎ館”で休憩。とめどなく噴き出す汗、汗、汗。
二子玉川付近で背もたれ方式の自転車に遭遇。降りると普通の自転車に近くなるが、座るとイスがぐっと下がり、ハンドルが手前に倒れるんだね。ふんふん。

なんだかんだと書いた。もっと書きたいのだが、冗長になるしな。このへんで。

綱島発8時20分
綱島着15時00分
走行時間:3時間50分
走行距離:58.75km
平均速度:15.3km/h
最高速度:32.8km/h 
積算距離:1306.2km


2008-8-4 5:30 誤記訂正
2008-8-7 21:05 イラストを追加
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コメント

濃い一日ですね。いいなぁ。

天文台に飛行場、とても濃い一日ですね。
天文台は野辺山の電波天文台しかありません。国立天文台、いいですね。調べて行って見たいと思います。

そして飛行機。幾つになってもいいですよね。Sky Crawlers、プロペラの音満喫しました。

家は厚木が近いので、自転車で自衛隊のP-3Cを見に行きます。運がいいとKitty Hawkの艦載機が見られます。
F-14が引退して、FA-18ばかりになってしまいましたが。そして岩国に移転しまえば...。

延々とタッチアンドゴーツアーやってほしいなと思います。(需要ないかorz)

三鷹の国立天文台も調布飛行場も交通の悪いところです。でも国立天文台はお勧め。まず見学者が少ないのでじっくり見ることができ、係員の方に説明を聞くこともできました。特別公開の時など年間スケジュールを確認すると立体映像による解説上映などもあるようです。
ttp://www.nao.ac.jp/about/mtk/4d2u/index.html
今度はじっくり見学したいとちかっぱ思ってます!

そうそう2次元でよければ動画をダウンロードできます。
ttp://4d2u.nao.ac.jp/t/var/download/index.php?id=movie

調布飛行場は伊豆七島へ行く際にぜひ利用したいところ。港北ニュータウンや横浜上空を経て伊豆大島まで約30分。低い雲の高さくらいを飛行するので眼下の眺めが楽しめそうです。
旅客機といえばYSが退役したのが残念です。近所迷惑ではありますが、プロペラのエンジン音はいいですよね。
Sky Crawlersは青春とは、死とは何かという印象を持ってますがまだ読んでいません。映画もよさそうですね。

ありがとうございます

こんばんは
ペルセウス流星群は残念な天気でした。
定例の公開があるんですね。時間作って見に行きたいと思います。

比較的厚木の近くなので、P3Cのエンジン音は日常的に聞こえてきます。
海自のYS-11らしき飛行機も見ますね。ギュュューンと機械的な音です。
プロペラ機は飛行機然としていていいですね。音もやさしいし。
ジェット機はロケットに羽根をつけたようでなんともです。

ご一緒しますか

国立天文台の一般公開日にでもご一緒しましょうか(^^)

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